ライフさん

ごちゃまぜevery day。好きなものは増やすもの。

批判的である方が楽な気もする、そんな夜。

大学ではメディアリテラシーについて学んでいた私です。

 メディア・リテラシー: media literacy)とは、情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、そのを見抜き、活用する能力のこと。

メディア・リテラシー - Wikipedia より引用

 

その所為なのか、元からの性分なのか定かではありませんが、報道されている多くの意見と反対の思いを抱いてしまうことが、よくあります。例えば、人気女性タレントの不倫の話題。私は芸能人としてできる禊というか、辱めはもう十分に受けたからいいんじゃないの?と思っています。例えば、某政治家の金銭にまつわる不祥事による辞任要求(辞めることになりましたが…)。「私がやりますので、辞めてください」って言えるほどの人がいて初めて要求すべきなんじゃないかなぁ、感情だけで「クビだ!」って言い放ったり、後先考えず「辞めてやる!」って言い放ってるのと変わらない気がするなぁ、と思ってました。

 

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今日こんな話を書こうと思ったのは、そんな風にばかり思ってしまう自分へ、反対意見が出来たからかもしれません。批判的である方が楽であって、かつ自分の意見風な雰囲気を醸し出すことができる、そんな気がしてしまいました。

 

そもそも、自分が全ての「多数派の正義」に同意出来るほど、立派な人間じゃないよっていうのが、どこかにあるのかもしれません。大なり小なりみんなずるいことをしたり、隠しごとをしたり、悪いと分かっててすることもある。許せない!と刀を振り下ろせるほど、私は許されることばかりをしてきた訳じゃない気もするんです。

 

 

「批判的である方が楽」そんな気もしましたが、よく考えると元の意見があっての反対なんですよね。なかなか私たちに、まっさらな状態で「さあ、どう思う?」って問いかけられることって少ない。初めから、方向指示器が出ているような状態で聞いてくる。だから、こんなもやもやが生まれたのかもしれないです。それでも、可能な限りまっさらで考えて、自分がそう思うなら思うところは認めて、相手の意見も一理として、色んな思いの中で「私」を成長させていく、それだけだなぁと思います。