冷蔵庫、小さくなった?省エネ性能落ちた?→【測定方法が変わりました!】
お客さん、置けるなら400L以上のものの方が電気代安いですよ!
年間で5,000円台のものもあります!
それが、今月無くなってしまったんです。
このご時世に省エネじゃなくなるなんて!
・・・違うんです、測定方法が変わったのです。
2015年2月に発行された新しい国際規格に準じて、日本の規格も改正。JISやら、省エネ法やら、関連する法も改正が整い、今月より順次その新規格に基づいた表記へ変更になっています。
JEMA 一般社団法人日本電機工業会のホームページに詳細は載っていますが、
主な変更点は以下の2つ。
- これまで定格容量に含まれていた冷気ダクト部分が含まれなくなる!
- 年間消費電力測定方法の環境や負荷が変わる!→これまでより気温の高い所に設置。与える負荷(入れるものの量や開閉回数)も変化。
これによって、どうなるかと言えば、
- 表示の容量が小さくなる!
例えば、パナソニックの現行商品ですと下記のリンクから表記の変化が分かります。
http://panasonic.jp/reizo/products/images/common/jis.pdf
小型のものは影響が少ないですが、最大で15L程、表示が変わってますね。
- 年間消費電力から割り出される電気代の表示が高くなる!
パンフレットには載ってませんが、店頭ではほぼ表示されているのが電気代。
商品を選ぶ時の指標になるからです。それが測定方法の変更で表示上高くなります。
また、省エネ達成率も2010年度目標から2021年度目標に切り替わったため、
100%を達成してない商品も増えました。
まとめ
安心してください、変わってないですよ。
ネタは古くなりますが(笑)、そうなんです。商品が変わったわけじゃないんです。じゃあ、これまでのは何だったんだよ、いい結果出すための規格だったの?って思う気持ちも分からなくはないです、正直。でも、これまでの表示があって変わったからこそ、さらにメーカーさんが頑張って良いもの作ってくれることを期待してます。省エネ達成率はクリアしなくちゃ。変わってないので、安心して買いに来てください。